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GPL, GFDL の要点を見直しておこう.
高専や大学の研究者でコードや文書を共有しようとすると GPL や GFDL の採用の同意を得る事が難しいことも多い.
前の項目については, 文書を公開/共有を前提として集まってのプロジェクトなので, 容易に同意を得る事ができることが多い. まあ, 通常の学術的な情報や教育目的の文書の扱いとくらべても, 違和感は無いだろう.
抵抗が大きいのは後の項目 "変更" についての部分. 授業用のテキスト,資料,演習問題などを共用して適当に修正しながら使えると便利なのだが, 互いに遠慮が残ってしまう. また, 自分の成果物が目の届かないところで改変されて流通する可能性があるというのも, 研究や論文執筆での主体を明確にするスタイルになれているためかかなりの違和感があるようで. これが問題で GPL や GFDL を避けてしまう事が多いようだ.
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