このページでは Windows の上で mathlibre-2019 仮想マシンを
ハードディスクへコピーすることなく,
usb メモリーの上においたまま実行する方法を説明する.
Windows の場合 OneDrive によるファイルのクラウドとの同期があるので,
ハードディスクにコピーして実行しようとすると
OneDrive を一部停止するなど少々面倒なので,
こちらのやり方が速度は遅いが簡便である.
Mathlibre-2019 のインストール
VMware player をダウンロードしてインストールする.
ライセンスの条件に注意(別途説明).
VMware player version 15, ダウンロード ,
リンクが切れていたら "VMware player ダウンロード" で検索.
usb メモリを開いて, VM-mathlibre ではじまる圧縮ファイルを選択.
1100.png
どこに展開するか聞かれるので, usb メモリの一番上へ展開.
(図では usb メモリは E ドライブなので E: とする.
たとえば D:VM-mathlibre... ならドライブは D なので D: とする.)
1200.png
1250.png
以上でインストールは終了.
使い方
1300.png
上の図の
VM-mathlibre-2019-for-kivy フォルダ(展開した方, 圧縮でない方)を開くと,
次のようなファイルがある.
mathlibre-2019.vmx (VMware 仮想マシン構成)
をダブルクリックすると mathlibre-2019 の仮想マシンが起動する.
1800.png
下図のような起動画面がでたら, そのまま何もせずに待てば mathlibre-2019 が起動する.
待てない時は, 一番上の
Live (amd64)
が選択されてる状態で return キー.
1840.png
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起動中に VMware Tools Linux 版がダウンロード可能です, と聞かれたら
"後で通知する" を選択.
(参考: 仮想 DVD ドライブはすでに mathlibre-2019.iso に専有されているので,
VMware tools の iso ファイルをマウント(接続)できず,
ダウンロードしてインストールはできません. アップデートが必要なときは
VMware の web page より手動でダウンロードインストールする必要があります.)
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起動中にこのマシンはコピーされた可能性があります, と聞かれたら"コピーしました"
を選択.
1870.png
1885.png
起動が完了すると次のような画面になる.
不幸にも起動しなかったら, VMware player の playerメニュー(下図)
の "パワー" の "シャットダウン" で, 仮想マシンの電源を強制的に切る(これは実機でコンセントを抜いてしまう感じ).
注意: なお, マウスを動かしても playerメニューを選択できない場合は,
ctrl を押しながら alt を押すと ( ctrl+alt ), 仮想マシンに専有されている
キーボードとマウスが解除されてホストOS側に戻る.
図2000.pngの左から4番目のアイコンをクリックすると, 図のように端末(terminal)が開く.
1900.png
下の左から4番目のアイコンをクリックすると, 図のように端末(terminal)が開く.
2000.png
仮想マシンの(仮想)電源断は一番左下のメニューのログアウトからおこなう.
(Player/パワー/シャットダウンは強制(仮想)電源断用).
x をおすと, 仮想マシンをサスペンドする. 実機でいえば, 蓋をしめてスリープにすることに
相当.
2100.png