wsl (windows subsystem for linux) の起動

wsl は仮想マシンなので, windows のログインユーザ名達とはことなる ユーザ名の集合を保持している.

-u オプションでユーザ名を指定できる. root は root ユーザー(管理者).

0100-wsl-root.png






cd  ~
cd  $HOME
で現ユーザーのホームフォルダへ移動.

0200-wsl-root-home.png






仮想マシンにより登録されているユーザは異なる

Ubuntu-20.04-k 仮想マシンは user ユーザーが登録されている.
ホームへ cd コマンドで移動して
ls 
コマンドでホームフォルダのファイル一覧を表示. whoami コマンドは現在のユーザー名を表示.

ssh 使用する時はホームフォルダの .ssh/id_rsa を読みに行くので どの user として wsl を使っているかが大事. たとえば ユーザー user の .ssh/id_rsa を設定したあるが root ユーザーとして wsl を起動したらこのファイルは読まないので ssh は使えず.

cd, ls などの unix shell のコマンドについての入門書としては UNIXプログラミング環境, Brian W. Kernighan (著), Rob Pike (著), 石田 晴久 (監修), 野中 浩一 (翻訳) がおすすめ. 古い本なので最近の便利なツールの説明はないが基本の考え方が明快に説明してある.

0300-wsl-user.png



0400-wsl-user-home.png






Windows のファイルエクスプローラから wsl のファイルにアクセス

wsl は仮想マシンであるが, そのファイルシステムは windows と共有されている.
最後の図(1200-wsl-ex-home-shortcut.png)のように Windows の Desktop に wsl の ホームの shortcut を作成しておくと便利.

0500-wsl-ex-linux.png



0600-wsl-ex-two-homes.png



0800-wsl-ex-home.png



0900-wsl-ex-home-user.png



1100-wsl-ex-home-user-files.png



1200-wsl-ex-home-shortcut.png