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: OpenXM control stack machine : Session Management : Session Management

New OpenXM control servers

我々は新しいコントロールサーバを提案する。そのサンプル実装として oxc が 提供される。新しいコントロールサーバは以下の点で従来のものと異なる。

  1. コントロールサーバは OpenXM スタックマシンであり、 CMObject/Primitive をサポートする。
  2. 計算サーバの起動はスタックマシンコマンドを介して行う。
  3. 一つのコントロールサーバから複数の計算サーバを起動できる。

oxc の導入により、いままでのサーバの起動手順はコントロールサーバの起動と 計算サーバの起動に分離される。コントロールサーバを起動するには次の手順を 取る。まず、適当なオプション(後述)をつけて、コントロールサーバを起動する と、コントロールサーバはソケットを作成し、connect する。クライアントは、 listen, accept する。接続後、最初にバイトオーダを決定する。バイトオーダ の決定方法については、従来のものと変更はない (OpenXM/doc/OpenXM-specs/control.tex を見よ)。その後、コントロールサーバ は待機状態にはいる。コントロールサーバは OpenXM スタックマシンであるから、 mathcap の交換などの手続きに入ってもよい。



Nobuki Takayama 平成28年8月27日