[数学通信21−1掲載](2016.5)
【2016年度(第15回)日本数学会解析学賞候補者推薦のお願い】
“解析学および,解析学に関連する分野において著しい業績をあげた研究者に対し,その業績を顕彰する”目的で解析学賞が設置され,2002年度から運営が始まりました.この賞の授与も既に14回を数えるに至りました.昨年度の第14回の受賞者は,杉本充,竹村彰通,田中和永の3氏でありました.これらの受賞講演が,3月16−19日に筑波大学において開催された年会において行われました.
2016年度(第15回)日本数学会解析学賞(以下,解析学賞と称する)受賞候補者の推薦を下記の要領で募集いたしますので,ご推薦下さいますようお願いいたします.(2015年度より,名称が「日本数学会解析学賞」に変更されました.内規により,推薦委員が選ばれることになっておりますが,これは一定数の候補者を確保するための処置であり,推薦委員から推薦された候補者が,選考において優先されることはありません.)2016年度(第15回)の受賞者の発表は,2016年度秋季総合分科会の折に行われる予定です.
(i) |
対象 | ||||||||||||||
過去5年間程度の間に,広い意味での解析学に関連した分野において著しい業績をあげた日本数学会会員(詳細については,解析学賞ホーム・ページ | |||||||||||||||
(ii) |
推薦者 | ||||||||||||||
推薦出来るのは日本数学会会員とする.また他薦に限る. | |||||||||||||||
(iii) |
推薦書 | ||||||||||||||
用紙はA4紙を用い,以下の項目について記載してください.
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注意. |
選考は提出された推薦資料に調査・検討を加えて行われる.たとえ被推薦者の重要な業績であっても,推薦書に書かれていない場合は,それが審査において考慮されない場合も起こりうることになる.従って,推薦書の作成は,十分の注意(重要な国際会議等での招待講演等にも)をはらい,候補者の業績が明確に分かるように作成されることが望まれる. | ||||||||||||||
(iv) |
推薦締め切り:2016年6月10日(金)(締切日必着) | ||||||||||||||
(v) |
推薦書送付先 | ||||||||||||||
〒980−8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6番3号 |
(文責) 日本数学会解析学賞事務局 石毛 和弘