特別講義 「表面と界面の化学」
( 2単位)
Chemistry at Interfaces
担当教員
配当年次
開講学期
教授 大西 洋
3
後期
授業のテーマと目標
さまざまな機能性材料が物質変換やエネルギー変換に活躍するとき、材料の表面(材料が気体あるいは液体と接触する界面)が重要な役割を果たす。一方で、表面界面に存在する極微量の分子を検出し、その構造と機能を解析することは依然として簡単ではない。この特別講義を履修することによって、表面における分子科学のおもしろさとむずかしさを知ってほしい。
授業の内容と計画(予定)
1. 表面・界面の機能
2. 固体表面の構造
3. 吸着と脱離
4. 走査プローブ顕微鏡とナノテクノロジー
5. 表面反応と触媒作用
6. 光触媒
履修上の注意
先行科目: 化学熱力学、物理化学II, 化学反応速度論 .
先行科目をよく理解しておくこと.
成績評価方法
学期末試験・演習の成績・出席点を総合して判定する.
教科書
表面科学・触媒科学への展開(岩波講座 現代化学への入門14)
学生へのメッセージ
表面界面で分子が何をしているか、有機化学・無機化学へ進む学生にも知ってほしい。
その他
オフィスアワー: 随時(A-129).
http://season.chem.sci.kobe-u.ac.jp/~onishi/
戻る