解析学 III
( 2単位)
Analysis III
担当教員
配当年次
開講学期
助手 名倉 利信
教授 山崎 正
2
前期
授業のテーマと目標
基礎解析 I, II に続く講義である. 3 次元ユークリッド空間におけるベクトル解析について解説し, それと電磁気学との関係についてまで言及することを目標とする. できれば, 電磁気学などにあらわれる微分方程式について, 解説したい.
授業の内容と計画(予定)
1. ベクトル場と grad, div, rot
2. 曲線と曲面
3. 線積分
4. 面積分
5. ストークスの定理
6. ガウスの発散定理
7. 静電場の基本法則と関連する微分方程式
履修上の注意
先行科目: 基礎解析 I, II .
基礎解析 I, II で学んだ内容について復習しながら勉強すると良いと思う.
成績評価方法
基本的には期末試験の成績により判定する. しかし, 適度に演習問題を 解くことも必要と考え, レポートの提出を要求することもあるので, それらの総合点で判定する.
参考書
岩堀長慶著, ベクトル解析, 裳華房
杉浦光夫著, 解析入門 II, 東京大学出版会
学生へのメッセージ
講義を受けるだけでなく, 自分で適当に本を探して, それについている 演習問題を解いたりして, 演習量を適宜補って下さい.
その他
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