電磁力学
( 2単位)
Electrodynamics
担当教員
配当年次
開講学期
非常勤講師 木村 真一
4
前期
授業のテーマと目標
電磁気学IIの内容に続いて,電磁波と物質との相互作用,電磁波の放射について 理解する。
授業の内容と計画(予定)
1. マクスウェルの方程式再考
1.1 Maxwellの方程式
1.2 ベクトルポテンシャルとスカラーポテンシャル
1.3 Poyntingの定理
2. 物質中の電磁波
2.1 物質と電磁波
2.2 偏光とStokesパラメータ
2.3 二物質境界における電磁波の反射と屈折
2.4 光学定数
3. 電磁波の放射
3.1 電気双極子放射
3.2 運動している電荷による放射・シンクロトロン放射光
履修上の注意
先行科目: 電磁気学I・IIとその演習 .
電磁気学I・II の履修はもちろんのこと,ベクトル解析・解析学・波動物理学等 の知識が必要。
成績評価方法
レポート
参考書
長岡洋介著「電磁気学I, II」(岩波書店)
J.D. Jackson, Classical Electrodynamics, third edition, (John Wiley &
Sons, Inc.)
学生へのメッセージ
電磁力学は,現代の高度情報化社会,特に携帯電話などの無線技術に密接にかか わっているが,私たちは日ごろ意識せずに使っている。 この講義で電磁波の性質を体得して,実生活に役立ててください。
その他
オフィスアワー: 講義のある日(隔週月曜日).
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