物理学実験III ( 3単位)
Physics Laboratories III
担当教員 配当年次 開講学期
物理学科実験系教員 3 後期

授業のテーマと目標

自然科学は実験に裏打ちされて始めて「科学」となる. 従って, 実験技術・手法の 理解は物理学を理解する上で必要不可欠である. この授業では物性物理・粒子物理 分野における基礎的な物理現象の理解と共に実験技術の習得を目指す.
授業の内容と計画(予定)

次の各実験題目のうち, (A) と (B) からそれぞれ 1 テーマを選択し, 各自が 2
テーマについ
て実験を行い, レポートを提出する.
ただし, 物理学実験 II で選択しなかったテー マを選択すること.
(A) 物性物理関係
(a) 極低温
(b) 光スペクトル
(c) 回折現象
(B) 粒子物理関係
(a) ミュー粒子
(b) ガンマ線
(c) パルス技術
履修上の注意

先行科目: 物理学実験 I,II .
この科目を履修するためには, 物理学実験 I,II の両方を履修していなければなら ない.
成績評価方法

出席およびレポートで評価する. 各実験題目とも実験はグループで行うが, データ 解析, レポート作成は各自でやること.
教科書

実験テキストを配布する.
学生へのメッセージ

実験は「正答」を得るために行うものではありません. 本来何が起こるかわからな い からやるのが実験です. 実験条件を正しく把握し, きちんとしたデータ解析を行い, 実験結果からできるだけ豊富な物理を引き出すように努力してください.
その他


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