生態学 II
Ecology II
担当教員
助教授 工藤 洋

目的・方針

生態学の主要な研究テーマとして「野外における適応現象」をあげることができる.野 外における環境の変異と生物個体が示す表現型の変異の間に相関が見い出されたとき,そ れは適応によって説明されるかもしれない.しかし,一方,生物の持つ発生上の制約がみ かけの相関を生み出すこともあり得る.適応的進化を制約の中での最適化現象としてとら え,制約と最適化の過程の両方を明らかにすることで研究されることを理解することをめ ざす.
内容

予定している具体的内容は以下の通りである.
1.表現型可塑性の進化
2.遺伝子型-環境共分散
3.適応進化における制限要因
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