特別講義 高等植物の働き
Special lecture: Higher plant activity
担当教員
島崎 研一郎

目的・方針

植物固有の働きは光エネルギーを利用して光合成を行うことである。この機能は水中の単 細胞藻類と同じであるが、植物が陸上に進出するあたって、光合成器官である葉とその他 の組織が大きく離れてしまった。つまり、高等植物は、光合成に必要な炭酸がスを気孔を 通して大気から、水を導管を通して根から供給し、同時に、光合成産物を篩管を介して各 器官に輸送している。本講義ではこの高等植物の働きを考察する。
内容

1. 光エネルギーの化学エネルギへの変換機構
2. 導管の働き
3. 気孔の働き
4. 篩管の働き
テキスト

テイツ/ザイガー植物生理学(第3版)培風館
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