化学熱力学	( 2単位)
Chemical Thermodynamics
担当教員 配当年次 開講学期 教授　 大西 洋 2 前期

授業のテーマと目標

物理化学Iに続いて熱力学を詳しく学習する。とくに自由エネルギーを使って、いろ いろな相平衡と化学平衡を定量的に記述することに力点をおく。化学現象をマクロな 観点から取り扱う化学熱力学を学ぶ最後の授業である。

授業の内容と計画(予定)

1. エントロピー
2. 自由エネルギー
3. 自発変化
4. 相平衡
5. 化学平衡

履修上の注意

先行科目: 物理化学基礎、物理化学I . 後行科目: 化学統計力学, 化学反応速度論 .
平行して開講する化学演習Iを履修することを強く推奨する。

成績評価方法

出席点・授業中の小テスト・宿題・学期末試験の成績を総合して判定する.

教科書

アトキンス物理化学（上）（東京化学同人）

学生へのメッセージ

化学現象をマクロな観点から取り扱った化学熱力学を理解し、使いこなすことは化 学の専門家になるために必須の能力である。はじめて学習するには難しい内容もある が、ぜひ征服してほしい。物理化学基礎と物理化学Iをよく理解しておくこと。

その他

オフィスアワー: 随時（A-128）.
http://season.chem.sci.kobe-u.ac.jp/~onishi/　

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