量子物性 I
Physics of Macroscopic Quantum Phenomena I
担当教員
助教授 西野 友年 助教授 久保木 一浩
目的・方針
超伝導現象に関する基本的な実験事実の紹介と、そ れを理解するため の理論的な枠組み(BCS理論)について講ずる。ま た、相転移現象に 現れる臨界現象を、微視的な統計力学考察により学 習する。
内容
以下の項目より主要なものを幾つか選択し、討論しつつ習得する。
1. 多粒子系の量子力学と生成・消滅演算子
2. 固体の電子状態と物質の巨視的な性質の関係
3. 超伝導
4. 相転移・臨界現象とくりこみ群
5. 量子シミュレーション
6. スピンの運動と量子計算
7. その他
履修要件
学部レベルの量子力学,統計力学
テキスト
初回の講義で提示
戻る