植物環境生理学
( 2単位)
Environmental Plant Cell Biology
担当教員
配当年次
開講学期
教授 三村 徹郎 助教 七條 千津子
3
後期
授業のテーマと目標
植物は「動かない(動けないではない)」という選択をして進化してきた生命 体である。そのため、環境の大きな変化にさらされた時に、動物のように環境 を移ることをせずに、環境変化に対応するための様々な機能を発達させてき た。本講義では,植物が、環境の変化にどのように応答して生きているかを、 生命の基本単位である「細胞」の働きを基に説明し、さらにそれが個体の多様 性にどのように反映しているかを解説する.
授業の内容と計画(予定)
1.生命と環境の関わり−植物という生き方
2.細胞の構造−植物細胞と動物細胞
3.細胞の機能−物質の輸送
4.細胞の機能−情報の輸送
5.個体の構築−細胞は個体の中でどのように振る舞うか
6.植物の環境適応−光環境
7.植物の環境適応−重力,温度環境
8.植物の環境適応−水分,栄養環境
9.植物の環境適応−他の生物との関係
成績評価方法
出席状況,レポートならびに試験による
参考書
・細胞の分子生物学 第4版(B.Alberts 他著),Newton Press
・植物生理学 (H.Mohr,P.Schopfer著),シュプリンガーフェアラーク
・テイツ,ザイガー 植物生理学 第3版,培風館
必要に応じて適宜紹介する
その他
オフィスアワー: 平日午後都合のつく限り(理学部C棟501号室)(前もってメールで連絡を もら えると確実です).
mimura@kobe-u.ac.jp、shichijo@kobe-u.ac.jp
http://www.research.kobe-u.ac.jp/fsci-mimura/
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