地質学野外実習II ( 1単位)
Field Exercise on GeologyII
担当教員 配当年次 開講学期
教授  宮田隆夫
助教 山崎和仁
准教授  鎌田桂子
2 前期

授業のテーマと目標

ジオロジー(地質学)は,地球とよばれる惑星の進化と形成環境を明かにするために,地質情報の読み取りが可能な場所で観察をおこなっている。この地質学野外実習IIは,地質情報を読み取る観察力(観力)を磨くための初級トレーニングを目的としている。
授業の内容と計画(予定)

大学から日帰りで行ける場所で,前期の土曜日に3回ないし4回行う。観察するおもな内容は中央構造線,野島地震断層,不整合,タービダイト(乱泥流により形成された地層),火山岩類と噴火・堆積様式などを予定している。
履修上の注意

先行科目: 地球惑星科学概論I,固体地球科学概論,地質学 . 後行科目: 地殻テクトニクス,岩石学,火山学,地質学野外実習I .
野外に出るので,障害保険に加入する。野外実習は貸切バスを使用する。保険代とバスのチャーター代を含めた費用としておおよそ1万円負担することになる。
成績評価方法

レポート
教科書

日本の地質6「近畿地方」共立出版
藤田和夫他「地質図の書き方と読み方」古今書院
都城秋穂・久城育夫「岩石学」共立全書
学生へのメッセージ

遠足ではないので,そのつもりで参加してほしい。地質学野外実習に関する案内を掲示するので,地球惑星科学教室の掲示板を見てほしい。
その他

オフィスアワー: 平日昼休み.
miyata@shida.planet.sci.kobe-u.ac.jp 

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