地質学野外実習III
( 2単位)
Field Exercise on GeologyIII
担当教員
配当年次
開講学期
准教授 鎌田 桂子
助教 山崎和仁
4
前期
授業のテーマと目標
九州には数々の活火山や地質体が存在する. この実習では, 桜島火山や姶良カルデラ・鬼界カルデラからの噴出物などを観察する.また,プレート運動による地殻の変形現象を連続体力学の観点から観察し,西南日本弧から琉球弧にかけての地質構造発達史の片鱗をかいま見る.
授業の内容と計画(予定)
この野外実習は, 平成14年度前期, 夏休みの1週間を使って, 南九州を車で移動しながら様々な地質現象を観察する.見学内容は,桜島火山の大正・昭和噴火の爪痕,巨大噴火の噴出物,地層の変形構造や化石の観察である. 出かける前に参加者全員で資料を調べ巡検案内書を作成し, 簡単な勉強会をおこなう.
履修上の注意
先行科目: 地球惑星科学概論I , 固体地球科学概論, 地質学, 地質学野外実習I ・II, 地殻テクトニクス, 岩石学I ・II , 火山学, 日本列島構造発達史 (特別講義) .
地球科学大講座の4年生を対象として開講する. フィールドに出るので, 学生障害保険に加入していること. この野外実習に関する案内は 5 月に掲示するので, 地球惑星科学教室の掲示板を見てください.
成績評価方法
レポート
参考書
日本の地質1. 北海道地方,共立出版
学生へのメッセージ
地質だけではなく,すばらしい自然に接することが出来ますので, 積極的に参加してください. 参加費については 4 月に案内します.
その他
オフィスアワー: 昼休み(A212).
kamata@kobe-u.ac.jp,yk2000@kobe-u.ac.jp
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