地球電磁気学実験
( 2単位)
Experiments on Geomagnetism and Geoelectricity
担当教員
配当年次
開講学期
教授 乙藤 洋一郎
教授 兵頭 政幸
准教授 島 伸和
講師 山口 覚
3
前期
授業のテーマと目標
室内での電磁気測定,野外での電磁気観測および海上における地球物理観測について の基礎的な訓練をおこなう.はじめて触れる器機の取扱いの修得を通し, 地球電磁 気学や海上観測の理解を深める.野外では, 自然のなかでの安全な行動様式と自然にやさしい観測方法についての初歩的なノウハウの習得を目指す.
授業の内容と計画(予定)
【1】野外観測
1. 古地磁気学のための岩石試料採取 (室生)
2. 海上観測実習 (測深および海底固定点の測位) (淡路島周辺)
3. 天体観測による地磁気偏角と測定点の緯度・経度の決定
4. 地磁気強度、伏角の測定による磁気異常分布図の作成
5. 電気探査による地下電気伝導度構造の決定
【2】室内実験
1. スピナー磁力計による岩石の残留磁化測定
2. コンピュータによる各種データ解析
【3】発表
1. 各実験項目についての発表会
履修上の注意
後行科目: 地球電磁気学I・II, 海底物理学 .
2 年次に「地球惑星科学基礎II・同演習」を履修することが望ましい. 「地球電磁気学I」を並行して履修することが望ましい.
成績評価方法
出席することが必須条件. 成績は,各課題について提出するレポートで決定する.
学生へのメッセージ
自然の中にひそむ物理現象を, 将来みずからの行動で見い出したい人に薦めます.
その他
オフィスアワー: 教員によって異なるが, 主として平日昼休み 乙藤:A206 兵頭:C101 島 :X202 山口:A208 .
yanchi@kobe-u.ac.jp
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