線形代数学 III	( 2単位)
Linear Algebra III
担当教員 配当年次 開講学期 教授　 山田 泰彦 2 前期

授業のテーマと目標

線形代数学 I,II に引き続き「線形性」に関する数学を講義する. 1 年に学んだベクトル空間・線形写像・階数・固有値・固有ベクトル等の概念を簡単に復習しつつ, 対角化の一般化であるジョルダン標準形について解説する. 計算と理論の両方をバランスよく身につけることを達成目標とする.

授業の内容と計画(予定)

1. ベクトル空間・線形写像・固有値・固有ベクトル
2. 行列の単因子
3. ジョルダン標準形
4. 応用

履修上の注意

先行科目: 線形代数学 I, II .
1 年で抽象的な概念もいろいろ学んだはずであるが, この講義では それらの復習もしながら進めるので，ぜひ理解してほしい． レポートは講義の理解の為に必要な演習を中心に行う予定である．

成績評価方法

基本的に期末試験を評価の基準とするが, 平常のレポート等も(1割程度)加味する.

教科書

1. 長谷川浩司著, 線型代数, 日本評論社.

参考書

1. 堀田良之著, 加群十話, 朝倉書店.
2. 齋藤正彦著, 線形代数学入門, 東京大学出版会.
3. 佐竹一郎著, 線形代数学, 裳華房.

学生へのメッセージ

講義中もそれ以外も質問歓迎です.

その他

オフィスアワー: 随時..

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