VMware/Knoppix/Math HowTo
起動オプション
BIOS 画面が表示された後, 起動メニューが表示されるので, 矢印キーで適当なもの
を選んで 'enter' を打てばよい. 何もしなければ最上部の設定が用いられる.
選んだ設定を変更するには, 'e' を押す. さらに, kernel を選んで 'e' を
押すと, コマンド行の編集ができる. UNIX, Windows の
標準的なコマンドにより編集できる.
重要なオプションは以下のとおり:
- lang=name
言語, キーボード, タイムゾーンの設定を行う. name
の例は ja,cn,de,da,es,fr,it,nl,pl,ru,sk,tr,tw,us などである.
- noregen
起動時に, 'ldconfig' と 'depmod' が毎回実行され, かなりの時間がかかるが,
これらは, 新しいアプリケーションがインストールされた場合にのみ必要な操作である.
'noregen' をコマンドラインに追加すると, この操作がスキップできる.
コマンド自体は起動後にも手動で実行できる.
- xscreen=rowxcol
X のスクリーンサイズを指定された値に設定する. もし指定された値が
/etc/X11/xorg.conf にない場合, 指定は無効となる.
コマンドラインの編集後, 'enter' キーを押して変更を確定したあと
'b' を押すと起動が始まる. 変更内容を固定したい場合には,
起動後 /boot/grub/menu.lst を編集すればよい. (root に su する必要がある.
パスワードはなし.)
キーボード設定
キーボード設定を変更したい場合には, 右下の旗アイコンを何回か押して,
好みのものを探す. キーボードモデルの変更を行う, あるいはデフォルト
のキーボード設定を変更するには, 旗を右クリックして, 設定ツールを起動
する.
Suspend および resume
VMware player ウィンドウの右上の close ボタンを押すと, 仮想マシンを
suspend できる. resume するには, player からその仮想マシンを起動すれ
ばよい. これは, 例えば Windows を shutdown, reboot しなければならない
場合などに大変便利である.
Windows とのファイル共有
1. penguin->services->Start samba を実行する.
2. エクスプローラから \\knoppix\samba をネットワークドライブとして接続する.
ユーザ名, パスワードは共に 'knoppix' を入力する.
これにより, ディレクトリ '/home/knoppix/samba を Windows から読み書きできる.
マシン名 'knoppix' は, ネットワーク設定が 'NAT' の場合にのみ有効である.