詳しい入門

VMware 2008 (20081119版) 実行の詳しい説明

  1. 配布 DVD の math2008n-dist にあるファイルです.

    この中のmath2008n.zip をダブルクリックして, math2008n フォルダを適当な場所に展開します.
    次に, math2008n-dist の knxm2008n-kobe.iso (4GB) を, 展開した math2008n フォルダにコピーします.

    コピーが終わった状態です.

  2. 実メモリが 1GB 以上搭載されているマシンの場合は math2008n.vmx, それより少ない 場合には math2008n-256M.vmx をダブルクリックして仮想マシンを起動します. 初回のみ次のようなダイアログが出ますが, 「コピーしました」を選択して下さい.

    次のようなメッセージが出る場合がありますが, あとで修正できますので, 無視して 先に進んで下さい.

    しばらく待つと, 起動メニューが表れます.

    先頭に (lang=ja home=scan) があります. 日本語で OK の場合, そのままEnterを押して下さい. 他の言語を選ぶこともできます. 次のような感じで起動がはじまります.

    しばらく待つと次のメニューが表れます.

    (lang=ja home=scan) を選んだ場合には OK が選択されていますが, それ以外の場合 Cancel が選択されているので, OK を選んで Enter を押して下さい. しばらく待ってデスクトップ が表示され, VMware Tools Properties が下部に現れたら起動が完了です.

  3. 上のデスクトップにある shared_folder アイコンは, フォルダの形状をしていません. これは, なんらかの理由で, 共有フォルダが見えていないからです. 理由としては
    指定フォルダ (Windows ではデフォルトで c:\wutemp) がない
    共有フォルダが無効
    起動時のタイミング
    が考えられます. これを修正するには, VMware Player (Mac では仮想マシン->設定) から 共有フォルダを有効にし, 存在するフォルダを指すようにします.

    その後, ペンギン->Mount share folder を実行します.

    shared_folder アイコンがフォルダ形状に変化すればOKです.

  4. 終了するには, 左下の "K" メニューから, "ログアウト", "コンピュータを停止する" を選びます. 終了直前に, 次のようなメッセージが出ますが, 単に Enter を押して下さい.

    最後に, 仮想マシンウィンドウをクリックして Enter を押すと終了します.
  5. Suspend/Resume 機能
    サスペンドボタンを押すと VMware は現在の状態を保存して終了します.
    または左上× (Windows では 右上 × )でも現在の状態を保存ができます. 次回の VMware の立ち上げでは knoppix/math を boot することなく, 前回仕事を中断した場所から仕事を再開できます. この仕組みを suspend/resume の仕組みといいます. 現在の状態はハードディスクに保存されますので, MacOS をシャットダウン や再起動する場合でも, suspend しておけば, 再起動後 knoppix を保存した状態から再開できます(便利!).
  6. 全画面表示にすると MacOS (または Windows) が全部隠れ, 全ての入力を knoppix/math が 受取ります. ctrl を押しながら リンゴ (Windowsでは alt) キーをおすと みを MacOS 側に戻れます.
  7. ドラッグアンドドロップ (DnD)
    共有フォルダでホストと仮想マシン間のファイルのやりとりをする方法の他に, ファイルを クリックして移動して離す (ドラッグアンドドロップ; DnD) という, Windows, Mac などで通常 戻すやり方で, ホスト, 仮想マシン間のファイルのコピーが可能です. 次の画像は, Windows から仮想マシンのデスクトップにファイルを DnD したところを示しています.

    コピーが終わると次のようなダイアログが出ますので, ここにコピー, を選べば OK です.

  8. USB メモリの利用
    USB メモリを接続すると, ホスト, 仮想マシンどちらかがそれを獲得します. 通常, 仮想マシンが前面に出ている場合には仮想マシンが獲得します. 確認するには, デバイス メニューを見てください. もし仮想マシンが獲得していれば, 接続した USB メモリの 名前にチェックが入っています. もしチェックが入っていなかったら, 「接続(ホストから 切断)」を選んで下さい. しばらくすると, USB メモリ型のアイコンがデスクトップに現れ ますが, 初回は正しくマウントできないようです. クリックすると次のような表示が でます.

    この場合, 一度 USB メモリを引き抜いてから, もう一度挿して下さい.

    上のようなダイアログが出たら, 何もしないを選択して下さい. その後, 改めて アイコンをクリックすると, 内容が表示されます. ただし, この状態では, 書き込み許可がないので, アイコンを右クリックして Change read/write mode を選択して下さい.

    これで, 読み書きできるようになります. メモリを引き抜く前に, 同じダイアログ からマウント解除を選択して下さい.