特別講義 (特殊関数論 B)

Advanced Topics (Special Functions B)

担当教官 非常勤講師 下村 俊

目的・方針

関数方程式の解の性質を調べる手段のうちの一つとして 複素関数論における値分布論 -- Nevanlinna 理論 -- を解説し, その後で微分方程式, 特に Painleve 方程式の解への 応用を述べる.

内容

以下のような順序で話す予定であるが, 若干の変更もありうる.

1. Nevanlinna 理論の解説
2. Painleve property
3. Painleve transcendents の増大度および値分布
4. Painleve方程式以外への Nevanlinna 理論の応用

テキスト

I. Laine, Nevanlinna Theory and Complex Differential Equations

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