.forward は、メールの転送の設定を記述するファイルです。
hoge@math.sci.kobe-u.ac.jp 宛にくるメールを 0123456@kobe-u.ac.jp にメールを転送したい場合には vi や mule を用いて ~/.forward というファイルを以下のように編集します。
% vi ~/.forward
% mule ~/.forwardとしてエディタを起動できます。 それぞれのエディタの使い方については、各自調べてください。 メモ帳に慣れ親しんだ方には mule のほうがとっつきやすいと思います。
※私は vi ユーザです。
0123456@kobe-u.ac.jp
ファイルの内容を確認したい場合には cat コマンドなどを使えば良い。
% cat ~/.forward 0123456@kobe-u.ac.jp
0123456@kobe-u.ac.jp と foo@foo.co.jp にメールを転送したい場合には
% cat ~/.forward 0123456@kobe-u.ac.jp foo@foo.co.jpと書きます。
hoge@math.sci.kobe-u.ac.jp にメールを残しつつ foo@foo.co.jp にメールを転送したい場合は
% cat ~/.forward foo@foo.co.jp \hogeと書けばいい。
以下は以前センターのホームページで説明されていたものを 書き換えたものです。
ここから先の例ではhogeさんとして話をすすめます。 実行する時はhogeをlogin IDと思って読みすすめてくださいください。
マシンによって、"\"がバックスラッシュに見えたり、円マークに見えたりします。 同じものだと思ってください。
まずは、sshで、orangeにログインして下さい。
% ssh hoge@orange
パスワードを聞かれるので、入力してください。 入力した文字は見えません。
orange にログインできたら、.forward ファイルの作成作業に移ります。
下記に例を示します。(例に示す foo@foo.or.jp や、other@other.or.jp に自分の転送したい
メールアドレスを当てはめて下さい。)
例のまま、foo@foo.or.jp や、other@other.or.jpというファイルを作るとエラーメールになり、無限ループを引き起こすことがあります。設定はくれぐれも間違えないように。
また、設定した際には必ず自分宛にメールを出して、転送がうまくいっていることを確認して下さい。
% echo foo@foo.or.jp > .forward % more .forward foo@foo.or.jp
echo other@other.or.jp >> .forward
% echo other@other.or.jp >> .forward % more .forward foo@foo.or.jp other@other.or.jp
% echo "\hoge" >> .forward % more .forward foo@foo.or.jp \hoge
もっと詳しく知りたい、こんな説明じゃ分からないと言う場合は、
% man forwardまたは
% jman forwardを実行してください。