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Prosper のための Makefile

Prosper は LaTeX のプレゼンテーション用スタイルです. LaTeX で文書を書き, PDF に変換して プレゼンテーション に使用します. 以前の seminar.sty みたいなもので, 1ページ毎に環境を作ってゆきます. 使用は, 次のような手順になります.
  1. LaTeX 文書を書く
  2. latex コンパイルで DVI ファイルにする
  3. ( DVI を Postscript(PS) に変換する )
  4. DVI を (PS を) PDF に変換する
  5. 全画面モードで PDF を表示して プレゼンテーション に使用
めんどうなのでこいつを Makefile にしてしまいます. Makefile (make) というのは, 作業ファイルの新旧を調べて(ここでは tex と dvi ファイルなど), 様々な作業を行う手順を自動化するツールです. 次のような手順に改善できます.
  1. LaTeX 文書を書く
  2. make とタイプすると, (必要に応じてコンパイルなどを行って), PDF が表示される

Makefile

# LaTeX file as $(TEXT).tex
TEXT=sample

all: $(TEXT)
clean:
	rm -f $(TEXT).dvi $(TEXT).ps $(TEXT).pdf
# Rules for Prosper
.SUFFIXES: .tex .dvi .ps .pdf
.tex.dvi:
	platex $< ; platex $< ; rm -f $*.aux $*.log $*.out 
.dvi.ps:
	dvips -t a4 $<
.ps.pdf:
	ps2pdfwr $<
.pdf :
	xpdf -fullscreen $<
.PRECIOUS: %.pdf
### end ###
ps2pdfwr が ps2pdf14 とか, dvips が dvipsk とか, 適宜調整
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