CGIF:簡単な使い方(gcc)1

サンプルプログラムの説明


sample1.c

#include "cgif.h"
int main()
{
  double x;
  cgif_init(70,70,1,0);
  cgif_create_window( -5, 10, 5, 0);
  
  for ( x = -5; x < 5; x += 0.05){
    cgif_pset( x, x*x, cgifRed, 0);
  }
  cgif_line( 0, 0, 0, 10, cgifBlue, 0);
  cgif_output("sample1.gif");
  return 0;
}

まずプログラムに出てきている関数の説明をします。

cgif_init(width, height, frame, iteration)
最初に呼び出す関数です。widthがGIF画像の幅、heightがGIF画像の高さとなります。(単位:ピクセル)
frameはアニメーションの数です。今回はアニメーションはしないので、1としています。
iterationは、アニメーションを何回繰り返すかを指定するところですが、今回は動画ではないので、とりあえず0にしてます。

cgif_create_window(x1, y1, x2, y2)
GIF画像に対応するウインドウを決定します。
x1がウインドウの左上の点、x2がウインドウの右下の点になります。
上のプログラムでは、左上(-5,10)、右下(5,0)となる大きさ70*70のGIF画像が作られることになります。

cgif_pset(x, y, color, frame)
cgif_create_windowで指定したウインドウ(cgif_window)にcolorの色の点を打ちます。
この場合cgif_window上の座標(x, x*x)に赤い点を打ちます。
colorの指定方法は色の指定をご覧ください。
frameはアニメーションのページ番号で、0から数えます。
GIFのアニメーションはぱらぱらアニメのように複数のページを一定間隔で切替えることで実現していますが、今点を打とうとしているページの番号(0から数える)を指定します。
今回は0番目のページに点を打つので、0を指定しています。

cgif_line(x0, y0, x1, y1, color, frame)
端点を( x0, y0),( x1, y1)とする線分をページ番号がframeのページにcolorの色で描きます。
colorの指定方法は色の指定をご覧ください。

cgif_output(ファイル名)
指定したファイル名でGIFファイルを出力します。
この時初めてGIFファイルが作られます。

それからcgif.cを使う時は必ず
#include "cgif.h"
などとcgif.hをインクルードする必要があります。

FOR文を回す中で、y=x*xの点を赤色で打って、青色でy座標を描いています。

次はアニメーションGIFを作ります。
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