応用数学特論 (2単位)
Topics in Applied Mathematics
担当教官 配当年次 開講学期
非常勤講師 河野 正晴 前期

授業のテーマと目標

「多様体」はそれ自身が幾何学的対象であると共に, そこで現代幾何学が演じられ るいわば「場」でもある. その様な「大きな」概念であるので, 色々な見方が可能で あるし, それ故にそれを見る個々人の視点を確立することは大切である.
講演者は講演者自身の独断・偏見の立場から, 1960 年代にその使命をほとんど 終えたと一般には思われている「三角形分割」という用語をキータームに講義をした いと考えている. 受講者の自分なりの「多様体」を見る視点の確立に何か役に立てば と思っているのだが….
授業の内容と計画(予定)

1. 多様体(位相, PL, 微分, etc)
2. 歴史
3. 単体的複体
4. 細分(一般の場合, 星状細分)
5. Alexander の定理
6. 2 次元の場合
7. 3 次元の場合
履修上の注意

特になし
成績評価方法

レポートで評価する.
教科書、参考書

本間龍雄・他著 & 「幾何学的トポロジー」(共立出版)
学生へのメッセージ

カントールの「数学の本性はその自由性にある」という言葉を 皆さんはどう考えますか? 講義までの暇な時間に少し「妄想」 してみて下さい.

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