解析学序論 I ( 2単位)
Introduction to Analysis I
担当教員 配当年次 開講学期
教授  野海 正俊 1 前期

授業のテーマと目標

この授業は, 理学部数学科の 1 年次の学生を対象とした演習形式の講義である. 基礎解析 I では時間の関係で詳しく述べられないが, 解析学では大切な事柄を 中心に扱う. それは, 実数の連続性, イプシロンーデルタ論法による極限の 厳密な取り扱い, 三角関数と円弧との関係, 関数の収束に関係するある大切な 定理の証明の検証, 関数の一様連続性, 無限回微分可能性と解析性の違い等である.
授業の内容と計画(予定)

通常の基礎解析のコース等では十分時間をかける余裕がないが, 基礎として身につけておいてほしいと思われる事項を選定して, 演習形式で講義を行う.
講義・演習の配分や, 具体的な内容については, 初回の講義のときに指示する.
履修上の注意

後行科目: 解析学序論 II .
この授業は理学部数学科の必修科目なので注意すること
成績評価方法

期末試験, レポートおよび平常点を総合して評価する.
学生へのメッセージ

数学の素材の生の面白さを伝えられるような講義・演習にしたいと 思っているので, 学生諸君も積極的に参加してほしい.
その他


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