解析学 VIII ( 2単位)
Analysis VIII
担当教員 配当年次 開講学期
教授  高野 恭一 3 後期

授業のテーマと目標

この講義では, 微分方程式論の出発点として, 常微分方程式, 即ち 1 変数関数の微分方程式の基礎理論を扱う. 解の存在と 一意性, 線形常微分方程式の解法および物理等からの例を扱う.
授業の内容と計画(予定)

1. 微分方程式の例
2. 常微分方程式の解の存在と一意性
3. 定数係数線形常微分方程式 (高階単独, 連立 1 階の場合)
4. 一般の線形常微分方程式, 特に超幾何微分方程式
5. 非線形微分方程式、ハミルトン系
成績評価方法

適当な時期に試験を行い, 総合的に判定する.
教科書

高野恭一著, 常微分方程式, 朝倉書店.
学生へのメッセージ

基礎をしっかり身につけることが大事。また局所的な命題と 大域的な命題を混同しないように。
その他

オフィスアワー: 水曜日 16:00 -- 17:00, 研究室にて.
takano@math.kobe-u.ac.jp 
http://www.kobe-u.ac.jp/ 

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