X のアプリケーション用の設定ファイルです. 例えば, 起動時の Mule の Window の大きさが気に入らないときや, 位置を決めたいとき, kterm 起動時にスクロールバーを表示させたいときなどに設定します.
実際には起動時にオプションをつけることで設定できることですが、 毎回同じ設定にするのなら設定しなおすのはめんどいから、 ファイルにかいておこうぜ!ってやつです。
~/.Xdefaults を編集して変更を反映させたいときは, X を再起動するか,
% xrdb ~/.Xdefaultsとすればいい.
! はそれ以下がコメントであることをあらわします.
編集に失敗して設定を元にもどしたい場合は
% cp /home/iwane/dot.Xdefaults ~/.Xdefaultsを実行してください. 以下に例を示します。
kterm*geometry: 80x25
kterm 起動時のサイズを横幅 80 縦幅 25 に設定する.
kterm*geometry: 80x25+0+0
kterm 起動時のサイズを横幅 80 縦幅 25 にし, 左上(0,0)に現れるように設定する.
kterm*geometry: 80x25+100+100
kterm 起動時のサイズを横幅 80 縦幅 25 にし, (100,100)に現れるように設定する.
kterm*geometry: +0-0
kterm 起動時に左下に現れるように設定する.
kterm*foreground: blue
kterm の文字を青に設定する.
kterm*background: green
kterm の背景色を緑に設定する.
こんな感じです。
例えば 文字が黄色で背景色が赤のスクロールバー付き kterm を、 80x40 の大きさで、右下に出したいときには、以下のように起動すればできます。
kterm -fg yellow -bg red -sb -geometry 80x40-0-0
目がチカチカしますね...で、毎回この目がチカチカ設定にしたいときには 毎回これで起動するのは面倒なので、ファイルにかいておきましょ。
kterm*foreground: yellow kterm*background: red kterm*geometry: 80x40-0-0 kterm*scrollBar: true
と、 .Xdefaults に記述して X を再起動したのちオプションを付けずに kterm をたちあげると 目がチカチカするようになります。
作成
Emacs(Mule) の起動時の Window のサイズ設定の追加
Kterm, Netscapeにおいて、kinput2が使えるように変更