$Date: 2002/03/10 13:02:16 $

/home/iwane/inst/inst.sh


最近の更新

2000/10/17 @バックアップをとるディレクトリを指定できるようにしました。

2001/03/10 @ i オプションを追加し、f オプションの意味が変わりました。

2001/03/15 @ path の設定を .cshrc で行うようになり、 .login でなにもしなくなっちゃいました。

inst.sh がやること

  1. inst.sh は以下のドットファイルをコピーします。

    ファイル名
    説明詳細
    inst.sh
    実行ファイル (このファイルはコピーされません) @
    .login
    ログイン時に最初に読み込まれるファイル @
    .cshrc
    /bin/csh の設定ファイル @
    .cshrc.solaris
    /bin/csh の設定ファイル(solaris用)
    .xinitrc
    X の設定ファイル (startx を実行時に読み込まれる) @
    .xsession
    X の設定ファイル (xdm を実行時に読み込まれる) @
    .Xdefaults
    X のアプリケーション用の設定ファイル @
    .phonerc
    phone の設定ファイル @
    .mh_profile
    mh の設定ファイル
    .emacs
    Emacs の設定ファイル @
    .netscape/preferences.jsNetscape の設定ファイル @
    .im/ConfigMew (IM) の設定ファイル
    Mail/mhl.formatMail の保存ディレクトリ
    replcomps
    replfilter
    scancomps
    .fvwm95rc
    fvwm95の設定ファイル
    public_html
    Webページ用ディレクトリへのシンボリックリンク。
    リンク先がない場合は誰かに叫んでつくってもらいましょう。

    以上のファイルのなかで 上書きされると困るファイルがある場合は 実行前にどこかに避難させておいてください。

    避難のやり方が分からない人はをみてください。 inst.shを用いない手動でとる方法を紹介しております。

  2. inst.sh はドットファイルのバックアップとOlddotディレクトリにとります。

    バックアップを実行する場合も注意してください。 もちろん前回とっていたバックアップに上書きされます。

inst.sh を実行するには

詳しいマニュアルはこちらです。

  1. ドットファイルのバックアップを(Olddotディレクトリに)とりたい場合[backup]。
    1. kterm または xterm を立ち上げる。
    2. % /home/iwane/inst.sh -b
      と入力し"Enter"
  2. ドットファイルがほしい場合[write]。
    1. kterm または xterm を立ち上げる。
    2. % /home/iwane/inst.sh -w
      と入力し"Enter"
  3. 上の両方のことを同時にやりたい場合[all]。
    1. kterm または xterm を立ち上げる。
    2. % /home/iwane/inst.sh -a
      と入力し"Enter"

    ここで注意。3番(inst.sh -a)を2回連続で実行すると

    となり、古いドットファイルは消えてしまいます。 注意して実行してください。

  4. ドットファイルのバックアップをhogeディレクトリに保存したい時。
    1. kterm または xterm を立ち上げる。
    2. % /home/iwane/inst.sh -b -d hoge
      と入力し"Enter"
  5. 上書きされると困るファイルが存在し、対話的にドットファイルの更新をしたい場合。
    1. kterm または xterm を立ち上げる。
    2. % /home/iwane/inst.sh -i -w
      と入力し"Enter"
    3. コピー先にファイルが存在する場合、'y' または 'n' を押してくれというメッセージがながれるので、上書きして良い場合には 'y', そうでないときは 'n' (または 'y' 以外のキー, またはなにも入力しない)を入力し、 "Enter"

ドットファイルって?

ドットファイルってば、なにかのソフトを立ち上げるときに 最初に読み込まれるファイルで、 つまり、そのソフトの起動時の設定ファイルです。 ファイル名が . (ドット) から始まります。

多くの場合にドットファイルはホームディレクトリの下におきます。 ホームディレクトリというのはログインしたとき最初にいるとこで、

% cd 

でホームディレクトリに移動することができます。 また、今自分がどこにいるかは、

% pwd 

で確認できます。

~ はホームディレクトリをあらわします。したがって、

% cd ~ 

でもホームディレクトリに移動できます。

Q. ホームディレクトリにドットファイルなんかねーよ?

A.

% ls ~

するだけではドットファイルは見えません。 -a オプションをつける必要があります。

% ls -a ~

Q. どう書けばいいのよ?

A. inst.sh によってコピーされるドットファイルについては 多少説明を書いてます。参考になるかどうかわかりませんがみてみてみてみ 。 それ以外のドットファイルに関しては、それぞれのマニュアル読んで下さい。

マニュアル読んでもよくわかんない場合には、 頭のよさそーな人のドットファイルを(見れる場合は)参考にしてください。

Q. inst.sh で配布される以外にはどんなんあるの

A. 以下のようなものがあります。

.forwardメールの転送したい。ここみて
.logoutlogout 時に読み込まれる。
.nexrcvi (editor)% man vi
.twmrctwm (window manager)% man twm
.ssh/ssh (Secure SHell client)% man ssh
.asirrcAsirここみて (Japanese)

例えば twm のドットファイルが .twmrc であること (twm 起動時に .twmrc を読みにいくこと)は、 マニュアルをみることで確認できます

% man twm 

Q. ドットファイルの編集に失敗してわけわかんなくなっちゃったよ

A.

  1. % inst.sh -w 
    を実行してドットファイルを完全に初期化する。
  2. % inst.sh -i -w 
    を実行して対話的にドットファイルをもってくる。
  3. % cp /home/iwane/inst/dot.cshrc ~/.cshrc
    などをして自分でコピーしてくる。 各ファイルのコピーのやりかたは、をみてください。

避難

ドットファイルを避難させる方法。 新しくディレクトリdot.oldをつくって、古いドットファイルを全てコピーします。

% cd
% mkdir -p dot.old
% cp .[A-z]* dot.old

エラーメッセージ

エラーメッセージがでた場合は iwane@mathX.sciX.kobe-uX.acX.jp まで連絡頂けると幸いです。

※ エラーメッセージを私に送信するには、メールサーバで,

% /home/iwane/inst/inst.sh [option] |& mail iwane

で、できます。

# 何度もやらないでください m(__)m

最後に

このファイルによる如何なる不具合に対しても制作者は責任を負いません。 使用者の自己責任において使用して下さい。

四角で囲ってある部分の行頭にある % は、プロンプトと呼ばれるもので、 入力する必要はありません。


H.Iwane
mail: iwane@math.kobe-u