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: 11/5 : 演習問題 : 情報基礎理論演習メモ : プログラムファイル作成上の注意

コマンド行編集, ヒストリの利用

コマンドの打ち間違えのたびに, いちいち長いコマンドを最初から打つのは 苦痛なので, 既に入力した行を呼び出して編集する機能を提供するプログラム が存在する. fep はその一つである.

% cp /home2/kipccl62/dotfiles/.feprc ~
を実行したら, 単に asir を実行するかわりに

% fep asir
とする. すると見掛けは単に asir を実行した場合と変わりないが, emacs ライクな入力行編集および, 既に入力した行の再利用が可能となる. 例えば test というファイルをロードしようと思い

[0] load("tesst");
としてしまったとする. この場合, \fbox {\tt CTRL}+\fbox {\tt p} (一行戻る) を 打つと,

[1] load("tesst");
が再び表示されるので, カーソルを \fbox {\tt CTRL}+\fbox {\tt b} で動かして, \fbox {\tt CTRL}+\fbox {\tt d} で文字を消して \fbox {RETURN} を打てばよい. その他, ある文字列, 例えば abc で始まる入力行を呼び出すには

[2] !abc
と入力して \fbox {RETURN} を打てばよい.

Masayuki Noro 平成14年2月25日