• VMware/knoppix/math について
• 誰が使うのか?
• VMware/knoppix/math のインストールと起動
• VMware/knoppix/math 2008 の新機能
• 入門
• 問題を解決する
• 中上級者向け情報
• 旧版/最新版/updates/supportsの情報
• VMware/Knoppix/Math 2006 の情報 (より小さい仮想マシンを使いたい人向け)
• このファイルをインターネットで見る(http://www.math.kobe-u.ac.jp/vmkm/2008vm-info/vmkm-2008-ja.html)

VMware/knoppix/math 2008 について

• Windows XP, Vista, MacOS (Intel CPU) などの上の VMware player(Windows 用, 無料), VMware fusion (Intel Mac 用, 有料), Parallels (Intel Mac 用, 有料) などの上で動作. メモリが 1G以上搭載されていれば 快適!
• Knoppix/math 2008 DVD 版と完全に同等なソフトウエアを提供.
• Windows や Mac から一瞬で knoppix/math への切り替えが可能. 逆も可能. knoppix/math をブートするのは初回のみ. 以後は数秒で前回の状態へ復帰可能.
• 永続的なホームディレクトリ.
• 要するに毎日の仕事に使える環境です.

誰が使うのか?

• Knoppix/math を毎日の仕事に使いたい人.
• Prosper, beamer, texmacs, kile 等新しいtexの環境を使ってみたいが, Windows へのインストールは面倒と思ってる人.
• 学生の自習教材として C, C++, emacs 等本格的 unix 環境を提供したいが, cygwin や CD版knoppixは今一つと思う人.
• Knoppix/math に搭載の数学ソフトウエアシステムを毎日使いたい.
• DVD からの起動が失敗してしまうハードウエアだが knoppix/math を使ってみたい.
• 英語, フランス語, ドイツ語, スペイン語, イタリア語, ハングル, 中国語環境などを手軽に提供したい.

VMware/knoppix/math のインストールと起動 (Intel Mac 編)

1. PPC CPU の Mac ではうごきません. Intel CPU の Mac が必要です. CPU の種類は リンゴメニューの "このマックについて" を選択すればわかります. "Intel" という文字が見えれば OK です. 2006年の中頃以降の Mac はほとんどが Intel CPU です. メモリは最低 1G ないとまともに動きません.
2. VMware Fusion を買ってインストールしてください. たとえば http://www.vmware.com(英語) もしくは http://www.act2.com/fusion (日本語) などから入手可能.
3. DVD の zip フォルダ内の VMware/knoppix/math 2008 の仮想マシン math2008pi.zip をハードディスクの好きな場所にコピーしダブルクリックして zip ファイルを展開して下さい. ( math2008pi フォルダを直接コピーすると書き込み禁止ファイルとなるので使えません. )
   ダウンロードの場合は こちら (40M程度) をダウンロード(右クリックで保存)し展開します.
4. DVD から knoppix/math 2008 の iso image "knxm2008-kobe.iso" を上と同じ場所にコピーします(下の図のようにする).
   
   ダウンロードでは free 版(掲載されてないソフトがある版)しか入手できません. こちら (大きいファイルなのでご注意! 3.9G あります) をダウンロード(右クリックで保存)して, 名前を knxm2008-kobe.iso に変更して下さい. DVD 版と同等の機能にするには, いくつかの non-free ソフトを自分でインストールする必要があります. こちらを参照
   新しい knxm2008-kobe.iso が提供される場合があります. 旧版/最新版/updateの情報 を参照して下さい.
5. math2008pi フォルダを開き math2008pi.vmx をダブルクリックして実行を開始して下さい.
   
6. "このマシンは移動またはコピーされました" というダイアログが表示されたら, "コピー" を クリックします. 次に knoppix/math の言語選択画面が表示されますので, 利用する言語の中で home=scan が書いてあるものを選び, enter キーを押して下さい. (万が一 home=scan が利用予定の言語に書いてない場合は, tab キーを押して起動オプションの 編集をおこない home=scan を書き加えます. これが無いと作成したファイルはハードディスクに保存されません.)
   

VMware/knoppix/math のインストールと起動(Windows 編)

1. 古めのマシン, つまりWindows の場合メインメモリ(RAM)が 512M 以下の人, ファイルシステムが NTFS でなく FAT32 の人は利用をあきらめて下さい. メインメモリ(RAM)の大きさは "マイコンピュータ" を右クリックして, プロパティを 開くと表示されます. ファイルシステムは, "マイコンピュータ" を開き, ローカルディスク C を 右ボタンでクリックしてプロパティを開くと表示されます.
2. VMware player (Windows 用) を www.vmware.com/products/player からダウンロードして, インストールする. いろいろ質問されますが, とりあえず next を押していけば OK.
   Norton Internet security 等を利用している場合 WMware player のインストール中はその機能を off にして下さい. 必須ファイルがコピーされない場合があります.
3. DVD から VMware/knoppix/math 2008 の仮想マシンフォルダ "math2008pi" をハードディスクの好きな場所にコピーします.
   ダウンロードの場合は こちら (40M程度) をダウンロード(右クリックで保存)し, ダウンロードしたファイルで右ボタンをクリックして zip ファイルを展開して下さい.
4. DVD から knoppix/math 2008 の iso image "knxm2008-kobe.iso" を上と同じ場所にコピーします(同じ場所という意味は knxm2008-kobe.isoとフォルダ math2008pi が同じフォルダ内にあるという意味です. knxm2008-kobe.iso をフォルダ math2008pi の中へ入れてはいけません).
   ダウンロードでは free 版しか入手できません. こちら (大きいファイルなのでご注意! 3.9G あります) をダウンロード(右クリックで保存) して, 名前を knxm2008-kobe.iso に変更して下さい. DVD 版と同等の機能にするには, いくつかの non-free ソフトを自分でインストールする必要があります. こちらを参照
   新しい knxm2008-kobe.iso が提供される場合があります. 旧版/最新版/updateの情報 を参照して下さい.
5. math2008pi フォルダを開き math2008pi.vmx をダブルクリックして実行を開始して下さい.
6. "The location of this virtual machine's configuration has changed since it was last powered on. .... " というダイアログが表示されたら, "create" にチェックが入ってることを確認して "OK" を クリックします. (最新の VMware player 2.02 などでは 上の VMware fusion と同じメッセージがでます. "copy" をクリックします.) 次に knoppix/math の言語選択画面が表示されますので, 利用する言語の中で home=scan が書いてあるものを選び, enter キーを押して下さい. (万が一 home=scan が利用予定の言語に書いてない場合は, tab キーを押して起動オプションの 編集をおこない home=scan を書き加えます. これが無いと作成したファイルはハードディスクに保存されません.)

VMware/knoppix/math 2008 の特徴 (2008.03.09)

• VMware/knoppix/math 2008 は knoppix/math プロジェクト による bootable DVD knoppix/math 2008 を元にしています. 100 以上の数学ソフトウエアおよび関連文書が掲載されています.
• この Knoppix/math をすぐ実行できるように vmware の仮想HD を設定し, 種々の調整をほどこしたものが vmware/knoppix/math です.
• Knoppix/Math 本体は仮想 HD にインストールされていません (これは VMware/knoppix/math 2006 との大きな違いです). Knoppix の persistent home (永続的なホーム) という機能を用い, 仮想 HD には作成したファイルや, apt-get コマンドなどで, システムに追加したソフトの差分のみが保存されます. したがって HD の容量不足の時は Knoppix/Math 本体を DVD に置いておくことも可能です. 詳しくは下の 2008vm/README.txt を参照して下さい.
• Suspend/Resume 機能
  または右上×(Windows)または左上×(Mac)をおすと現在の仮想マシンの状態を保存ができます. 次回の VMware の立ち上げでは knoppix/math を boot することなく, 前回仕事を中断した場所から仕事を再開できます. この仕組みを suspend/resume の仕組みといいます. 現在の状態はハードディスクに保存されますので, Windows をシャットダウン や再起動する場合でも, suspend しておけば, 再起動後 knoppix を保存した状態から再開できます. なお, VMware/Knoppix/Math の仮想HDを外づけ HD 等にコピーして, 別のマシンで利用する場合には, かならず knoppix/math を shutdown して下さい.
• Samba や scp を用いて Windows 側や Mac 側とファイルの交換ができます.

中上級者向け情報

1. 2008vm/README.txt
2. knoppix/math 2008 DVD との相違点, diff ファイル等.
3. knoppix/math 開発 メーリングリスト 2008 年, 1,2,3 月頃のものをご覧下さい.

旧版/最新版/updates/supportsの情報

• VMware/knoppix/math 2006
• VMware/knoppix/math . 最新の Support 情報はこちらのリンクから
• CD, DVD イメージ (knxm2008-kobe-ではじまる名前で新しい版が提供される場合があります).

無保証です. 返事があるとはかぎりませんがとりあえずの連絡先. できるだけ返事できるよう努力します.
  vmkm2008@math.kobe-u.ac.jp